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飾らないあなたをいつもあの日から眺めていた

静まる窓辺の先にあなたへと手紙を書き続ける

 

響く街の声 揺れる記憶がどこまでも続いて行く

あなたが望む優しい世界が鮮やかに広がる

 

進む意味さえわからずに変わっていく景色の中で

移り行く世界が今も駆け巡る明日が見えなくて

 

繰り返されるまた同じように何を見てきたの

花びらがまた枯れて落ちてゆく儚く寂しげに

あなたと重なった

 

近づくほど遠ざかる

涙の痕が消しきれない

言えなかった言葉も笑顔も全て

あなたにかけていた

 

押さえていた あなたへの

思いさえいま伝わるなら

言えなかった言葉も笑顔も全て

あなたに捧げよう

 

優しかったあなたの笑顔に

包まれて眠ったまま

言えなかった言葉も笑顔も全て

あなたにかけていた